【小ネタ】中村俊輔からの伝言「空回りし続けな」

「空回りし続けな」。中村俊輔選手からの伝言
https://note.com/daisukeshiohata/n/nee697b197afa

中村俊輔2019横C正面.jpg


※長文のため、部分的に引用します。全文は上記のURL先でお願いします。

~前略~

ゴルフ担当に移る前、僕はサッカー担当記者を務めていた。

2005年のジェフ千葉担当を皮切りに、横浜F・マリノス、そして2007年からは日本代表のエース・中村俊輔選手を担当した。

最初はグラスゴー、のちにバルセロナに出向き、現地の通信員とともに俊輔選手の取材をした。食事を一緒にしたり、単独インタビューをさせてもらったり。自分では良好な関係がつくれていると思っていた。

2010年の年末、僕はサッカー担当からゴルフ担当に移ることが決まった。
忘れもしない、12月30日。茨城・鹿嶋市でサッカー教室をしていた俊輔選手のもとに、異動の報告をしに行った。

「最後なら、昼メシでも食おうよ」。俊輔選手はそう言ってくれた。労をねぎらってくれるのかー。そう思ったが、まったく違った。

昼食のテーブルに着くと、俊輔選手はすぐに話を切り出してきた。

「塩畑ってさ、担当記者としてはまあ…ダメだったよね」

冗談なのか、本気なのか。真意をはかりかねた。
言葉も出ない僕にかまわず、俊輔選手が語り続ける。

「きっとさ、トップじゃないまでも、2番目に食い込んでいるくらいに思っていたでしょ」

「トップ」が誰かは、すぐに分かった。当時はスポーツ報知に、取材現場の誰もが「中村俊輔と言えばこの人」と認める担当記者がいた。その人にはかなわないまでも、自分もいいセンはいっているのではないか。そう思っていたのは確かだった。

注文していたざるそばが届いた。店員に「ありがとうございます」と頭を下げると、俊輔選手はさらに言った。

「でもね、仮に2位だったとしても、1位とは大差がついていて、3位以下とほとんど変わらない2位じゃ、意味はないよ」

反論のしようもない。他でもない本人がそう思っているわけだから。

「取材対象に嫌われたくない。だから踏み込んで来れない。そういうのがにじみ出てる。結果として、嫌われなかったかもしれないけど、3年前から心理的な距離が縮まってもいない」

ざるそばに手もつけず、熱っぽく語り続ける。厳しい言葉を、あえて選んでいる。

「だったら、早々に踏み込んだ方がいい。それで何らかの結論が出た方が、次のステップも見えてくるよ。違うアプローチを考えるとか、そもそもオレじゃなく他の選手に対して頑張ってみるとか」

「トップ」の記者は担当着任当初、俊輔選手から「取材がしつこい」といって距離を置かれていたという。

それを見た周囲の記者からも、露骨にバカにされていたそうだ。だがそれでも、積極的にアプローチするスタンスを変えなかった。やがて「彼は本気なんだね」と俊輔選手から認められるようになった。

時間をかけて、じっくりと関係をつくる。
良心的なスタンスのように響く言葉は、格好の言い訳だったのかもしれない。少なくとも、俊輔選手に対してはまったくプラスに働いていなかった。

大きな転機をつくってくれてから3年半。

アメリカ・ジョージア州のホテル。再び、俊輔選手が「啓示」のようなものをくれた。しかも、海を隔てた遠い日本から。

「塩畑、空回りし続けな」

電話の向こうの妻が、続く伝言も読み上げる。

「『空回りできるやつだけが、いざという時に全力で回れるんだと、オレは思う』だって。どういう意味なのかな…?」

鳥肌が立った。

スタンスを変えるな。俊輔選手は、間違いなくそう言ってくれていた。

~後略~
続き
https://note.com/daisukeshiohata/n/nee697b197afa


【中村俊輔】ていうかちょっと付き合ってよ1301
https://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/soccer/1589985853/
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